カートをみる 着物リメイクのご利用案内 ★着物リメイクのお問い合せはコチラ★
RSS
 

着物リメイク(想い出ビジネス)にかける想い

着物リメイクにかける想い

- リメイクを始めたきっかけは何ですか?

着物リメイクなどを始めたきっかけの前に、私の経歴を簡単にお話しますね。

もともと私は呉服等の販売店から社会人のキャリアをスタートさせています。その後、その和装の知識を元に文化交流の一環で日本の服飾文化の普及のためにイタリアの中学校に留職し帰国しました。

そして、海外で初めて日本の文化をきちんと理解していない自分に気がつきました。語学をマスターしても、その言葉を使って自国の文化を語れないことは、中身の無い人間のようで、ものすごく格好悪いと思いました。私は海外への憧れから振り子が振れるように日本の文化を知る事に努めるようになりました。

帰国後は婦人服のメーカーに勤務しながらも、サラリーマンよりもフリーランスのような仕事に対して憧れを抱いていた私は、独立の夢を胸に自分の培った着物文化の知識を軸に「自分だけの仕事」「オンリーワンの仕事」を模索しながら、骨董市に出かけてはそれまで蓄積した着物の知識を元に古布(古い着物)を買ってきて、それを材料にアロハシャツを作ったり、面白い骨董品、ジャンクの骨董品を買ってきてはそれらを組み合わせてアクセサリーを作ったりしていました。

そうやって少しづつですが、自分の知識と加工の技術を増やしながら、自分だけの「着物リメイク」「骨董品リメイク」の”引き出し"みたいなものを蓄積してきました。

骨董リメイクアクセサリー

- リメイクのお仕事で心掛けていることは何ですか?

最も心がけていることは、独りよがりにならず、お客様の想いを汲んで、お客様の「想い出の品」を「愛着を持てる品」に作り変えることです。

着物リメイク」を仕事にしている方には、自ら「リメイク作家」を名乗る人も少なくないですが、私たちは自ら「作家」だと思っていませんし、名乗ろうとも思いません。どちらかというと職人のような的確な仕事をしたいと思っています。独りよがりな感性を押し付けるよりも、お客様の想い出の品を、お客様の想いを汲んで、お客様に一番喜んで頂ける形で提供できれば、私にとって、それに勝る喜びはありません。

お客様それぞれリメイクしようと思われる理由があります。私たちなりにその想いを形にすることができて、喜んで頂いた「お客様の声」で胸が熱くなることも多いです。心から有難いです。

もちろん着物リメイク骨董品リメイクの専門的なアドバイスや専門的な技術の提供はしますが、自分の感性の押し売りみたいな事は当サイトではしません。もちろん、独創性を求められれば独創的に作ることも出来ますが「商品」というより「作品」というような品物は百貨店の催事などで発表するようにしています。

「アピール下手」とか「売り込み不足」と周りの人には指摘されますが、自分たちを売り込むよりも、純粋に「着物リメイク」や「裂き織り」や「骨董品リメイク」を通して、タンスの中に眠ったお客様の想い出を取り出す作業のお手伝いができればと思っております。

インタビューの様子

- リメイクで苦労された点もあったのではないですか?

はい。「人のやっていないことをやろう」という所からスタートしていますので、例えば「骨董品リメイクアクセサリー」において、私には師匠や先生のような教えてくれる人がいなかったから、最初は大変に試行錯誤をしました。使ったお金がある意味先生かもしれません(笑)

骨董品リメイクアクセサリーを始めた頃は、例えば、”鼈甲” や”象牙”と思って購入したのが、実は模造品だったという事とも多々ありました。

「自分の目で見て買ったんだ...orz」とその時は自分を納得させるんですが、稼ぎが少ない中でのウン万円だったりすると、やっぱり悔しくて...。骨董品の場合は自己責任。自分の審美眼が全てですから自分の眼力の無さは全部自分に戻ってきます。

けど、沢山痛い目を見たから、今では現物を見ずとも、一番知識を蓄えた髪飾り類などは写真でも素材の真贋は判るようになりました。「身銭を切る」という先生以上の先生はいないと思います。特に給料が少ない若い時はある意味で暴力的なスパルタ先生です(笑)

古い着物にもだいぶやられました。私自身は呉服の販売が社会人としての出発点でしたので着物自体の知識はあったのですが、「古布」になると別の知識も必要ですからね。

一番面白かったのは(ひどかったのは?)良い柄の古い着物だと思って購入した着物を洗ったら「着物が溶けて無くなった」という出来事です。「着物が溶ける」という感覚はなかなか理解できないかもしれませんが古い着物の場合、布に性(強度)が無くなって水にくぐらせると溶けるという事があるんですよ。

もちろん、古い着物に対してもたっぷりと勉強代を払っていますので、今ではそういうものを掴まさせる事はないです。私の場合「呉服屋上がり」という下敷きのおかげで古布に対する適応力は早かったですね。

骨董品リメイクアクセサリー

- リメイクの仕事を通して嬉しいことはなんですか?

どんな仕事でもそうでしょうが、一生懸命仕事をすることで、その仕事を評価して下さる方がいて、そして、ますますその仕事を好きになるという事があると思います。

私たちの仕事の場合、タンスに眠っていた想い出の着物や骨董品が私たちを通して新しい形になって、新しい命を持って、だれかの新しい愛着の品になってゆくという事がとても嬉しいです。

着物リメイク骨董リメイクの仕事では品物を作る喜びという事がありますが、それ以上にお客様に喜んで頂ける喜びや人様のお役にたてている喜びの方が大きい仕事です。

お客様の声」のようにお喜びの声やエピソードを伺うと、「自分たちだけの仕事」を模索しながら10年以上やってきましたが、やっと私たちも社会の一部で私たちの役割を持って参加できていると感じられてとても嬉しいです。

着物リメイクの様子

- 今後の目標を聞かせて下さい。

平成23年4月に新しい着物リメイクの形をご提示できればと思い、通販サイトをオープンしました。

「タンスの肥やし」として着ることも無く、その着物をただただ保管するだけならば、もっと手軽に着物リメイクを楽しんでいただければと思います。きっと着物や骨董品もそっちのほうが嬉しいと思います。

生意気かもしれませんが私たちの作る商品で着物リメイクは「高価」、「古くさい」、「面倒くさい」、というイメージを払拭できればと思います。ご要望があれば洋服などもリメイクできますが、このサイトでは主な商品にせず、クリックひとつで簡単に手ごろな価格でリメイクできる商品をご用意しました。着物リメイク骨董品リメイクをもっと多くの方々に楽しんで頂きたいです。

私たちはインターネットというデジタルの世界でお店をしていますが、やっている事は凄くアナログです。だからこそ、私たちがこのネットのお店の中に立って(顔を出して)、私たちが責任を持って作っているいうとこをお伝えしたいと思います。ネットで顔を晒すのは恥ずかしいですが、お客様に作り手の顔の見える、嘘のない仕事をさせて頂こうと思います。

心を込めて商品を作って、より多くの方に着物リメイク骨董品リメイクアクセサリーの商品で今まで通りの日常を遊び心のあるほんの少し楽しい日常にして頂きたいですね。

興味のある方は、今すぐご相談ください。本当に手軽ですよ。

インタビュアー:和田真徳

着物リメイクのお店

ページトップへ